第720回
■MさんからのQ(質問):環境に対する考え

異常気象ということが言われるようになって10年以上経つのですが、
企業のみならず個人も含めた環境問題に対する取り組みについて、
邱先生はどういったお考えをお持ちなのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

異常気象というのはずっと大昔からずっとあるものです。
昔はその影響を農作物が一番受けました。
今だって北極の氷が解けただけで
世界中の今まで陸だった所が海になってしまうというような話は
しょっちゅうきかされます。
でも急激にそうなるわけではありません。
多分あなたの死んだ後もまだなっていないと思うんです。
だからそういう心配はあまりしない方がいいと思います。

むしろ、来年は夏が暑いんだったら、クーラーが売れるとか、
冬があったかいんだったら着る物が売れないだとか、
そういう影響の方が大きいと思います。
あなたが気象学者だったら話が別ですけど、
そうでないんだったら、
環境に与える影響とかそういうものを中心として
日本はどうだ、中国はどうだということは、
あなたの懐具合とほとんど関係がございません。

日本もそうでしたが、中国の環境産業に
日本のメーカーが手を出すチャンスはほとんどありません。
ましてや個人が心配しても仕方のないことです。
私はファッション産業に従事していたら、
秋の衣料の売れ行きの心配はしますが。


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