■QさんからのA(答え)
中国は日本の10倍人口がありますので
IT産業に向いた人も日本の10倍います。
ですから素質のある人は一杯いると考えてよいでしょう。
ちょうどオリンピックの時に
金メダルをもらう人が中国にいっぱいいるのはどうしてかというと
運動神経の発達した人が日本の10倍いるからです。
中国のシリコンバレーに当たる所は、北京の中関村という所ですが、
いま世界中のIT産業の大きい会社がそこに研究所を作っています。
ですからITの仕事ができる人は日本の10倍いて、
あっという間に日本に追いついてしまいます。
あっという間にそういう変化が起るので、
すぐにも仕事の方が足りないということになると思います。
コンピューターは英語圏から始まったから
英語のわかる人でないと不利だと考える人がいますけど、
私はコンピューターを使う人が一番多い所が
一番有利な時代はすぐ来ると思っています。
たとえばちょっと前まで
コンピューターで中国語の表示をすることは難しいことでしたが、
今は簡単にやれます。
使う人が多いとそこの人が使いやすいように色々と工夫されるんです。
面白いことに、中国ではコンピューターの会社の株は
他の会社の株に較べて安いんですね。
それほど金も儲かっていないせいもありますが、
将来インターネットを使う人も日本の10倍になる可能性があります。
人口の多い分だけ大きな需要が新しい供給を促すと考えた方が
よろしいんじゃないでしょうか。
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