第660回
■shin@さんからのQ(質問):職業選択について

はじめまして。
毎日楽しく拝読させていただいております。
先生は最近コラムで職業選択について書かれておりますが、
現状日本国内は、正社員では選択できるほど求人がありませんし、
不況によるものか採用も専門の経験を求めている会社が多く、
30歳にもなればやり直しが効きません。
となれば、選択できるのは派遣・パート、アルバイトになりますが、
これも選べるのは30歳位までで、
40〜50歳にもなると求人が無くなってしまいます。
以前に白髪のウェイターのお話をされていましたが、
今の日本では想像がつきません。
先生はどのようにお考えでしょうか。


■QさんからのA(答え)

あなたが私に何を質問しようと考えているのか、よく判りません。
今は日本の国は、終身雇用制だとか、年功序列給というのが
崩壊に瀕しています。
どこの会社もその負債に耐えられなくなっているからです。
正社員すら雇いたくない時代ですから、
あなたのおっしゃることと何の矛盾もありません。

フリーターは30歳までと言いますけど、30歳になっても
自分がどうしたらいいのかわからない人がいっぱい居ます。
30歳どころか、実は日本の国全体の雇用に変化が起こっているので、
年齢に関わらず、これからどうやって生きていくか
考える必要があります。
雇われることばっかり考えないで、
人を雇える立場に立つ場合のことも考えて下さい。
そうしたら、今おっしゃっているようなことは言わなくなると思います。

仮にあなたが人を雇う立場になったら、
何も出来ないやつを50歳になってもまだ雇いますか?
そういう厳しい世の中になっているわけですから、
その中で仕事を選択するとすれば、
当然あなたのようなのんびりした考え方の人のところには、
正社員の口なんか来るわけもないんです。
私だったらパートにも雇いません。

まず仕事を一生懸命やる心がけが必要です。
こんなにやっているのに雇ってくれる人がいませんということなら、
私はすぐに雇ってあげます。
但し、そういうことはただ頭の中だけで考えるんじゃなくて、
先ず実行することから始めて下さい。


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