■QさんからのA(答え)
人間の身体というものは、元気な時はほとんど気になりませんので、
健康にはあまり気を配りません。
歯だって痛くなきゃ、歯の存在は判らないということです。
あなたの場合は痛い目にあって、
非常に神経質になっておられるのだろうと思うんです。
でもこれは、人間それぞれの宿命ですから、
出来るだけ苦しみを軽くする努力は必要ですけれども、
他の人の病気を肩代わりしてくれる人が居るわけではないし、
出来もしないことです。
したがって、そういう人がどうやって生きたらいいかということを
聞かれても返答に困りますね。
ただ、私に言えることは、
そういった目にあった時に、ちゃんと生活が出来るように
普段からお金の準備をしなさいということです。
それが出来ない人は、今の日本では国に頼るほかないと思います。
と言って、国がみんなを養ってくれるわけではございませんので、
思う通りにはいかないと思います。
私の場合は、病気と仲良くして共存共栄する。
自分の中に病気を持っているけど、その病気をなだめすかせて、
あんまり暴れないでくれ、と言ってなだめています。
なだめきれなくなった時に人生の終わりが来ると観念しています。
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