■QさんからのA(答え)
日本の国の配当政策というのは、
株主重視のやり方ではなくて、金はなるべく会社に留保し、
安定配当と称して、いくらお金が儲かっても
決めた配当ですませる会社が多かったんです。
というもの会社は株主のものではなくて、
株主は残飯をもらうものだという考え方だったからです。
仕方がないので私も残飯の多い会社を狙って株を買う、
というようなやり方を長期にわたってしてきました。
最近は日本もアメリカの影響を受けて、
株主重視ということを考えるようになりましたので、
昔に比べて配当性向を高くする会社が増えています。
株を選ぶなら、そういう会社の株を選ぶと
思わぬご利益にめぐりあうことがあります。
もちろん今でもあなたがおっしゃっているような
時代錯誤の会社があるでしょうが、同じ株を買うなら
そういう会社は避けて通るようにしたらいかがでしょうか。
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