■QさんからのA(答え)
いまの中国で株をやる人は、大体、短期勝負で株の売買をしています。
買ったその日のうちに売る人もいるんです。
たとえ10セントか20セントでも儲かればいいじゃないか
というやり方です。
しかし、経済が成長を始めますと、
成長する会社の株をじっと持っている方が、
100回売り買いをする人よりも
もっと儲かることがわかるようになります、
日本でいろんな会社の株を熱心に売り買いした人よりも、
買ってジッと持っていた人たちの方が
金持ちになっているのを見てもお分かりの通りです。
ですから何が成長株かとを探すのが先ず第一歩です。
そうした株をジッと持っといて、
売りたくなるのをじーっと我慢するのが株式投資で儲かるコツなんです。
さて、何が中国の成長株かということは
日本で何が成長株だったかというのを振り返って見ることです。
日本で経験したことが役に立つ場合もあれば、
役に立たないこともあります。
両方見比べる必要があると思います。
いまの中国では輸出入が1年に大体30%ずつ増えています。
そうすると3年で倍になるということになりますから、
そういう実績をあげている会社の中で、
人民元の切り上げがあっても、
その影響を受けないで成長を続ける事業なら
いまの中国の成長株に勘定してよいでしょう。
そういう条件を備えた株は一つや二つではありません。
中国全体が成長している時ですから、
10年先のことまで考えないでも
とりあえず3年続くかどうかをお考えになるだけで
かなりの収穫があると思います。
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