| ■QさんからのA(答え)  時計とか宝飾品の商売はどうしても小売屋さんの扱う分が減っていくのは
 避けれられないと思います。
 値段の高いものを買うときにもし値段が同じだったら、
 デパートや大きな専門店に行く方が
 信用があると考える人が多いのです。
 したがっていっぺんには駄目にならないけど
 だんだん駄目になる方向にあることは間違いありません。
 そうすると生き残る方法は自分が人の仕事を取れるようなスケールになるか、
 まだ足元が明るいうちにさっさと足を洗って
 別の仕事に乗り変わるか、二つに一つじゃないかと思います。
 商売はそこに付加価値を生む余地がなければ結局駄目になってしまいます。
 物作りについて言えば
 20年前は日本に付加価値を生む余地がたくさんありましたから
 商売になったんですけど、いまはほとんどなくなってしまったので、
 それを求めてメーカーはよその国に移るのが常識になっています。
 ただ小売業はその土地の人相手ですから土地に人がいる限り商売はあります。
 その代わりみんなでお客の取り合いということになったら、
 お客さんが喜んで来てくれるような店にするか、
 それとも辞めるか、二つに一つだと思います。
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