第477回
■アジア大好き人間さんからのQ(質問):自分の眼で確かめる

邱先生 いつもハイハイQさんQさんを楽しく読ませて頂いています。
先生に質問があります。
先生は香港の不動産投資を勧められたときは
自分の眼で見えないところでも大丈夫と仰ったと思いますが
(おかげで大いに儲けさせてもらいました。ありがとうございました。)
上海に不動産投資をするときは
自分の眼でみて確かめないとだめと仰っていますが、
その理由は何でしょうか?

それほど上海の物件には優劣の差が大きいということでしょうか?


■QさんからのA(答え)

香港で不動産投資をやった時は
結果的には5倍にも値上りするということがありました。
私と一緒に行ってマンションを買った人はいい思いをしたと思います。
香港は不動産を中心とした経済界ですから建物のレベルも高く、
間違う可能性は中国大陸に較べると少ないと思いますが、
それでも間違える可能性はあります。

それに比べると中国では粗製乱造の建物がかなりある上に
ものすごい勢いで成長してきましたので、
3年前5年前の建物はもう見られないほどみすぼらしく見えます。
管理が悪いために値がつかない建物もあります。

そういったものをご自分で見て、
ロケーションも確かめて買うのでなければ、
買ってはいけないと思います。
よくブローカーの口車に乗せられて、
見もしないでお金を払うことがありますけど、
その点は厳しく警戒した方がよろしいでしょう。
ただし、3年前5年前の建物でも、
物によってはしっかりしたものもあるし、本当に安いものもあります。
ですから、しょっちゅうお出かけになって、
自分の目でよく確かめて、
またできればその土地の友達に意見も聞いた上で決めるのが
よろしいんじゃないかと思います。


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