第438回
■SHERPAさんからのQ(質問):投資信託はどうですか

現在、中国株の投資信託(HSBCチャイナオープン)を
毎月5万円ずつ購入しています。
信託報酬は年1.5%で販売手数料は3.0%です。

本来は個別に中国株を購入するほうが効果的だと思うのですが、
個別の中国株を調査検討している時間は少なく、
情報も限られているので、少なからずコストがかかるのは
承知の上で投資信託を利用しています。

中国の今後の発展を予想すると、
コスト以上の値上がり期待できると考えているのですが、
Qさんからみてこのような投資方法はどのように思われますか。


■QさんからのA(答え)

中国株の投資信託をお買いになっているということですけれども、
投資信託というものは、株のことをあんまりよく知らない人や、
ズボラで研究しない人を相手に設定されているものです。
自分でやる代わりに投資信託の会社にやってもらうということは
投資信託を運用している人に依存することになります。

誰が投資信託を運用しているかといいますと、
そこの会社に雇われているサラリーマンです。
もしその人が株のことをよくわかるんだったら、
人に雇われて株の売り買いなんかやらないと思います。
かれらは月給のために働いている人たちでありまして、
そういう人たちが先の見通しが良いとか、
あるいは勇気をもって嵐の中でも突進していくかとなると、
大抵そういう人は嵐が来ると、
あわてて窓を閉めて中でじっと布団をかぶって寝ております。
私たち冒険心のある人が嵐の中を飛び出して行くのとちょうど反対に。

ですから投資信託にお金を預けるようなことは、
いっぺんもやったことありません。
人の商売の邪魔をしようという気はございませんが、
自分のお金をどうやって増やすかということを
真剣に考えているのなら、自分で勉強すべきだと思います。

中国株はこれから毎年毎年成長して分け前も増える方向ですから
下手なことをやっても上昇気流には乗れるでしょう。
お金よりお金についての考え方が財産ですから
自分で勉強されることをおすすめします。


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