■QさんからのA(答え)
自分の住むところをどこにするかというのは
ソロバンずくで考えるということもありますが
生活をどういう具合に自分が考えているか
ということとも関係があります。
まだお年が若いから将来のことを考えて
節約第一というのも、もちろんひとつの考え方です。
でも、人生というのは生きてる時間のことですから、
その時間をケチケチして暮らすのがいいのかという考え方も
当然あるわけです。
そういう意味では私はどちらがいいとは言いませんけど、
どちらでも自分の気が済むやり方をすればいいと思います。
当然買ったところを人に貸して、
自分は借家住まいをするというやりかたも
ないわけではないんですから、
折角自分の住むところくらいは自分の気が済むような
ゆとりのある形にして、足りない分は
自分たちが一生懸命働いて補うというのが
結果的に言うとよろしいんじゃないでしょうか。
なお、ご自分は現地採用の形で働いているということですけど、
私は会社に派遣されて外地にいっている人は
その土地のことをあまり覚えないと思います。
本社に言われてその土地に行っているだけのことで、
目は本社を向いているわけですから、
その土地でどうやって生きていくかを考える立場にいないんです。
その点現地採用の人は、
本社から来た人の3分の1もない安い給料で働く代わりに、
その土地にいる人たちがどうやって生きているかを
嫌でも勉強することになります。
結果として、独立をする場合は
会社から派遣された人はまるで駄目で、
現地採用された人の方が役に立つことが多いということです。
もしかしたらお宅の旦那より
あなたの方が頼りになるかもしれませんね。
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