| ■QさんからのA(答え)  日本の経済が悪くなって一体どこまで落ち込むのかという状態が長く続いております。
 政府の方も民間の経済研究をしている人たちも
 いつ日本の経済が底をついて戻るかということに
 関心を集中させております。
 私は日本の経済は底を打ったんではなくて、底が抜けたというのが正しいと見ています。
 ですからまた元へ戻るというよりは
 新しい環境の中へ移ったということで、
 その中でどうやってみんなが商売をやり、
 収入を得て、生活をしていくかというのが、
 デフレとグローバル化が進んでいる世の中の生き方だと思っています。
 元へは戻らないけど、だからといって
 もっともっと悪くなるということでもありません。
 街を歩いていても景気が悪いわりには新しいマンションが次々と建っているし、
 古い家を壊して新しい一戸建ても増えています。
 日本人の生活が昔より悪くなったわけではないので
 景気がそこを打つのを待つより、
 ものの考え方を変えなければならないところに来ていると
 私は理解しております。
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