■QさんからのA(答え)
株を買うなら現在の横綱株より未来の横綱株をという話は
約40年前に私が初めて株の話をした時に言った言葉です。
それは簡単にいうと、成長株を買いなさいという話で、
もうみんなが認めているチャンピオンというのは、
いつまでもチャンピオンを続けられる訳ではなくて、
その次チャンピオンになる人に倒されるために居るようなものです。
また、そういう横綱株は世間から認められていますから
値段も既に高いんです。
そういう株を買うよりも横綱を倒して次の横綱になる、
前途有望な株をまだ安いうちに買いなさいと言ったのです。
私が初めて株をやったころは
ソニーやホンダがまだチャンピオンになっていませんでした。
それと同じような立場に居る、みんながまだ知らない株を
私が次々と週刊誌に紹介したことがあって、
それがいま日本の代表的な会社になっています。
この原則はどこの国にも通用することですから
中国の場合も同じことだと思います。
どういう会社がこの次の中国の横綱になるかというのは、
少し四季報などを見て調べると大体わかります。
ただ、皆さんの考え違いや、運不運もあって
その通りにはならない株もありますけど
これからの中国ということを考えたら、
これから成長するであろう会社は五つや十ではないと思います。
そういう意味ではチャンスは多いですね。
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