| ■QさんからのA(答え)  私が、二カ国以上にまたがって会計の処理ができるならば、仕事はいくらでもありますよという話をしたことがございます。
 当然アメリカの国際的に通用する会計と日本の会計の両方を覚えれば、
 アメリカと日本の両方に通用できます。
 私はアメリカの世界的な会計をやっている会社の社長さんとNYであったことがあります。
 日本のアメリカに進出している会社の大半が、
 そこの会社にアメリカの会計を頼んでいるんです。
 したがって、そこの会社にはちゃんと日本人のスタッフがいて、
 アメリカに進出している
 日本の企業のほとんどの仕事を受け持っております。
 アメリカの会計の仕事もできる人は、
 メシのタネに困らないということです。
 しかし、これからの日本の企業はアメリカに進出することは少なくなって、
 中国ということになります。
 さらにはインドとかロシアの時代も来ると思うんです。
 例えば、中国の会計法をマスターしておれば
 仕事はいくらでもあります。
 ですから、これから勉強されるのだったら、
 中国にまたがった会計の勉強をやるのがいいんじゃないかと思います。
 しかし中国の上場会社も、
 これから世界的に通用する会計法に移ることは間違いありませんので、
 日本人としては、日本の会計だけではなくて、
 世界的に通用する会計と中国の会計を
 勉強しなければいけないということになるんじゃないかと思います。
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