■QさんからのA(答え)
これから10年先の日本の株式市場がどうなるのかということは
私もわかりません。株は10年先を考えないほうがいいと思います。
もちろん一つの展望として、
ある程度は考えなければいけませんけど、
まずは来年、再来年はどうなるかということを
考えた方が実際的でしょうね。
現にいまの時点なら、日本はまだお先真っ暗だと
お考えになったほうがよろしいと思います。
政府はデフレを直すとしきりに言っていますけれども、
いまやっていることはもっとデフレにする政策ですね。
だからもっと駄目になると考えたほうがよろしいと思います。
それに比べると中国はいまから2008年のオリンピックまでは、
一応上昇過程にあります。
肺炎の問題もありますけど、同じ風邪を引いても、
元気のある若い人はすぐ直るけど、
おじいさんおばあさんではなかなか直らないのと同じですから、
元気のあるほうにかけたほうがいいと思います。
中国の株は肺炎の問題で少し下がると思いますから、
いまのうちにどの株を買うか考える時です。
中国の上場会社はきちんと株の配当するところが少ないんですね。
だから、どんなに具合が悪くても
きちんと配当している会社であったら、
長い間持っていても大丈夫ですから、
そういうところだけを選んで買うというのが一つの方法です。
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