第215回 ■M・UさんからのQ(質問):四柱推命
いつも刺激のある情報ありがとうございます。 ぼくもQさんとの出合いにより、人生が変わったひとりです。
さて、今日たまたま仕事の関係で、 四柱推命をしている人と話しをする機会がありました。 話を聞くと、人の死ぬ年齢、調子の良い時期、悪い時期など、 90%以上のことは分かるとのことでした。 事業をされてる人が、事業のタイミングや 人材採用時の人材の鑑定などを相談にこられ、 アドバイスをしているそうです。
Qさんはたくさん事業をされてきました。 それに気功などもされてますから、 四柱推命や風水などの 中国伝来のものも参考にしておられますか?
参考にした方がよいのでしょうか。 それとも、このようなものをあてにせず、 人生を自分で切り開いてこられたのですか。 ぜひお話をおきかせください。
■QさんからのA(答え)
私が四柱推命のことをどう考えているのかに 興味をお持ちのようですが、 学生時代、私は東大で勉強しておりましたけど、 ある時大学の先生に、 邱君は普通の日本の学生と違うところがあると言われました。 どこが違うんですかと聞いたら、 君は話しをする時に必ず運命論をやる。 またあの人は人相がこうだからこんな人だとか言うと 冷やかされたことがありました。
中国の長い歴史の中には四柱推命をはじめ 運命判断の伝統があります。 私の家にも私の生まれた生年月日、時から出した、 この人はこういう一生を送るという記録が残っています。 でも必ずしもその通りにはなっていません。 私は60を過ぎたら絶対 仕事をしてはいけないと書いてありますが、 60歳を過ぎてからも仕事を結構やっておりますし、 失敗をしても仕事をやめずにやり続けています。 占いというものは参考にするくらいで いいのではないでしょうか。
ただ信じる信じないは別としても、 自分の宿命について知っておくことは、 悪いことではありません。 ちょうど1年に2回人間ドックに行って どこが悪いのか調べていますし、 どこまで無理がきくのか 頭に入れておくことができるようなものです。 何事もほどほどがいいと思いませんか。