第150回 邱永漢先生あけましておめでとうございます。 HP、著書などをいつも楽しく拝見させて頂いています。 私は人生において、自分が提供した価値や感動と、自分が得られる価値は 最後に、2003年もお体に気をつけ、また面白い話をお願いします。 それでは失礼します。 |
■QさんからのA(答え) 公認会計士の仕事をおやりになっているようですが、実は公認会計士も税理士も経済の発展が止まってしまった日本では先細りの商売のひとつです。 高度成長の時代には年々新しい会社を興す人が増えたので、それをねらって独立して仕事をもらうことが出来ました。しかし今は3つある会社を1つにしてしまうといった、会社の数を減らす方に動いておりますし、特に公認会計士や税理士は、会計の細かいところまで立ち入りますから、会社の秘密を知っています。ですからよほどソリが合わなくてケンカになったりしない限り、一度頼んだ公認会計士、税理士の先生とずっと長く続きます。 そういう時代ですから、今ごろ公認会計士や税理士の勉強をしていたら大変だなあという感じを受けております。しかし、これからはグローバル化の時代ですから国際的にまたがって仕事をするということになると、ほかの国の税法もわからないと務まらないということが起ります。今それができる人が少ないんですね。 ですから、複数の国にまたがって公認会計士や税理士が務まれば、新しい分野が開けることになります。 そのような新しい展開をされるために先ず一つの国の資格をとる必要はあるでしょうね。 |
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