■ QさんからのA(答え)
Nさんへ、お答えします。
日本はODAをはじめいろんな海外援助をしてますけど、
この景気の悪い中で何もそんなことやらなくとも、
自分たちの国の景気振興に力を入れたほうがいいじゃないかと、
心情的には多くの日本人が考えてます。
でも日本はアメリカと肩を並べる金持ちの国になったのです。
国の中でもお金をいっぱい持っている人のほうが
税金をたくさん払っているのは
どうしてだかわかりますか。
金持ちの国になった以上、自分もその中の一人ですけど、
メシも食えないような国の手伝いをしなきゃならないのです。
これはいま世界中で皆がお互いに付き合っている中での
「常識」なんですね。
したがって、金持ちの国は、お祭りの時の奉加帳と同じように
分相応にたくさん金を出さなきゃいけないということなんです。
ただ、そういう場合でも、
ホントに有効にそのお金が使われているかということを
チェックする必要はあります。
日本人は自分たちがよその国よりも金持ちだという意識は
あまりお持ちになっていないと思いますが、
世界のお金のランクから言えば、1位、2位のところにいるんですね。
お祭りの時に大きな会社の社長さんが少ししか出さんかったら
あなただって気分が悪いでしょ。
グローバル化時代の金持ちの国に対する税金だと考えて下さい。
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