第10回
■ KHさんからのQ(質問3)

(3)商品価値と商品環境の好みの変化は、個人のレベルまで降りてきて
   インターネットに代表される情報・商品の交換スピードに、
   産業・政治等の旧構造では対応できないのではないか。





■ QさんからのA(答え)

KHさんへ、お答えします

商品に関する好みの変化は、
当然、おっしゃるように、個人の選択の対象ですから、
物が売れるか売れないか、いくらの値段なら売れるかというのは、
消費者が決めることになります。
また、今はたとえば、インターネットが物を売るのに使われていますが
インターネット一辺倒になることはありません。
どうしてかというと、インターネットで買うためには少なくとも、
パソコンがないとダメですもんね。
歩いて行けばインターネットがなくとも物は買えるんですよ。
それから、自分で見て自分で触ってものを買うというのは、
インターネットではできませんから、
新聞がダメだといってテレビになっても、
やっぱり新聞は残ってるし、
テレビで物を売るよりも
インターネットで売るという時代が来ると言ったって、
やっぱり、テレビを見るという人は一杯います。
だから、情報を交換したり、情報を伝達する手段は増えるけれども、
昔のものが一掃されてしまうということでなくて、
もっとやり方がふえると考えた方がいいでしょう。





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