“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第656回
春の美食イベントが目白押し

超美食会は、昨年7月に初回を行い、
奇数月に開催することとして、これまでに4回開催してきた。
3月も計画をしていたのだが、
残念ながら延期することになってしまった。
3月は、結構イベントが多く、
また、料理屋も年度末で貸切が難しいことも理由のひとつだ。
次回をいつにするか検討中だが、決まり次第、募集をしたい。

春のイベントとして、現在計画しているのは、
まずは原木栽培椎茸の収穫にナメコの原木栽培開始。
椎茸は昨年春に原木に菌の入ったコマを打ちこんだもの。
栽培地は栃木県馬頭だが、
今年の冬の気候が通常よりも暖かかったので、
早めの収穫を予想していた。
ところが、栽培地の農家の方に聞いてみたら、
現地は3月になっても寒い日が続いているとのことで、
なかなか予想が難しいそうだ。
ナメコは、本来は2月末から3月上旬に
コマ打ちを行うようだが、
すでに原木の桜の木は切ってもらってある。
椎茸の収穫と同じ日に行う可能性が高い。

また、蕎麦畑の雑草対策として、
一昨年から始めている、野菜栽培も3月中に種蒔を行う。
こちらは、蕎麦栽培用の畑を8区画に分けて、
それぞれの区画で毎年育てる野菜の種類を
変えていくことが必要なようだ。

3月のもう一つの大イベントとしては、花見の宴だ。
こちらも、冬が暖かかったので、
東京の開花予測は3月18日と異常に早い。
今年も花見は、東京と宇都宮で数回は予定しているので、
椎茸の収穫と重なって、日程調整が難しい。
宇都宮付近は、東京よりもだいたい1週間ほど開花が遅いので、
花見は3月末から4月初めくらになりそうだ。
いずれにしても、
開花時季がずれた2箇所の開花を愉しめるのは、
大変嬉しいことだ。


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2007年3月12日(月)

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