第194回
あなたの筋肉何歳ですか?

転ばないからだを作っておく必要性は
なにも高齢者だけの特権(?)ではありません。
先日もある教室で
“大腰筋の衰えはつまずくようになったら要注意”
という話をしたところ
20代前半の女性が“ドキッ!としたようです。
実は私よくつまずくのです・・・”
と教室が終わった後にうったえてきました。
太モモやスネといった前面にある筋肉は
膝やつま先をキュンと持ち上げるのに必要です。
この部分が衰えてくるとつまずきやすくなるという事は
皆さんもご存知のとおりです。

さて、では今、自分のからだにある筋肉は
年齢にふさわしい筋力を持っているのだろうか。
そこのところを知ってみたいと思いませんか?
そこで今日は30秒間で筋力をチェックする方法をご紹介。
あなたのマッスルチェック!してみましょう。

行う事は
“イスから立ったり座ったりを30秒間繰り返し、
その回数を年齢別にあてはめて
腿とスネの筋力年齢を知ろう”というもの。
まず・・

1.安定したイスを用意します。
  座った時に膝が直角になるものがベストです。

2.立った状態からスタートして、
   “座って立って”で一回とします。

※注意事項
 ・反動をつけないように
 ・息を止めない(呼吸を忘れずに!)
 ・腰掛ける時は浅めに。(とはいえお尻が滑らないように!)

回数の目安を下に明記しました。
(男性を“M”女性を“W”で表示)
どうぞ見比べてみてください。
・M:31回 W:27回=20〜30代
・M:28回 W:25回=30〜40代
・M:25回 W:23回=40〜50代
・M:22回 W:21回=50〜60代
・19回なら男女ともに60代
・M:16回、W:17回=70代

実践する時のポイントとしては
脚の筋力を意識することはもちろんのこと
それにプラスお腹にも力をいれるようにして行ってみましょう。
筋力年齢を目の当たりにして、
運動することにプレッシャーを
感じてしまう事はありませんが
日常の中で、すぐにタクシーに乗っていた人は
歩くようにするとか、
エスカレーターではなく階段を使用するとか
ちょっとした意識の変化を持つようにしてみましょう。

ではこの年齢を知ってショックだった方へ。
明日はスネと腿に対する筋刺激運動をご紹介していきます。


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