第181回
背中で押す!A
さて、今日は丸くなりがちな背中から
スッ!と伸びた背中へ転換させる為の
“1回5分編”をお届けしましょう。
“美しく”という表現は
女性にのみ向けられた言葉と受け止められガチですが
男性にだっていえることですので
ぜひトライして頂きたいと思います。
今日のポイントは“背中で押す!”という事。
A:背中で空気を押して腹筋・背筋を優しく刺激
1.立位で足を肩幅と同じくらいに開きます。
つま先は正面に向けましょう。
2.腕はからだの横においたまま(きょうつけの姿勢をイメージ)
息を吸って吐きながら8〜10秒かけて
ゆっくりと上体を倒します。
脚に対して上半身の角度が90°になるくらいまで。
※膝が緩まないように、なるべく伸ばしたまま行います。
3.次に息を吸いながら、背中で空気を押すようなつもりで
上体をもとの立位へゆっくりと戻していきます。
この動きを5〜10回行います。
<ポイント>
意識としては、常に背中にまな板が一枚通っていて
背骨をピン!と常に伸ばしたまま行う事が大切です。
もちろん首も背骨の延長線上にある事。
慣れてきたら手を頭の後ろで組み
肘をしっかりと開いたままの状態で
Aの動きを行います。
その事により「肩甲骨を背中で寄せよう」
という感覚が無意識のうちにからだへ備わってきます。
年齢とともに各部位の筋力が低下する。
これは誰にでも訪れるものです。
けれど少しでもその低下を遅らせるように“見せる”には
やはり今回のテーマ、“姿勢の保持”なのです。
いかにピンとした背中を保つかで
その見え方は全然違ってくるもの。
逆にいえば、いくら年が若くても
背中が丸まっていれば後姿推定年齢はアップしていく
とも言えるのです。
まずは時間に余裕のある休日の朝に試してみてください。
効果が感じられれば、平日の朝だってやりたくなってくるはず。
明日はもう一つの5分編をご紹介していきましょう。 |