第123回
ねじり 実践2
今日はウエストを絞ると同時に、
股関節の可動性を高めたり、お尻のストレッチを高めたりと
一粒で二度おいしい動きをご紹介します。
おいしいだけに少々ハード!と感じるかもしれません。
からだと相談しながら行いましょう。
〜基本形〜
1.まず長座になります。
そして右膝のみ立て膝にして、右足の裏は床に置きます。
2.両手の指を組んで、右のスネにあてます。
そして上体(背中)をまっすぐ伸ばして
右膝を胸の方に引き寄せます。
3.右手を右側のお尻の後ろに置いて
左手は右ヒザの外側にそえます。(息を吸って)
4.息を吐きながら、そのまま肩と頭を右斜め後ろにひねって、
右膝は左胸の方に抱え込みます。
5.この時点で左体側が絞られて、同時に右のお尻が
ストレッチされています。この状態で“絞る〜!”
というイメージを強く持ちながら、
深い呼吸を3〜5回行って、ゆっくりと戻します。
逆側も同様に。
〜応用編〜
1.の長座の際、立て膝にした右脚を左脚の反対側に交差させて
その後は同様に行います。
(右足の位置が反対側になった事で
可動域がさらに広がっていきます)
〜ポイント〜
・からだの中で、常に綱引きの状態をイメージします。
・呼吸を吐くたびに、
筋肉がジワジワ〜と伸びる変化を感じてください。
・ムダな力をぬいてリラックスしながら行いましょう。
左右両方行うと、
どちらか一方にやりづらさを感じる場合があります。
そういう方を長くジックリ行う事で、
左右のバランスがあってくるのですが
痛みを感じるようであれば無理はせず、
一度、楽な方向にゆるませてから伸ばしてあげると
からだは意外と素直に動いてくれます。
来週は誰もが求める“元気”について考えていきましょう。 |