第122回
ねじる 実践1
ねじる動きには反動をつけて腕を振り回すものや、
速いテンポで行うもの、じっくりゆっくり行うものがあります。
ここでご紹介するのはじっくりゆっくりのものです。
〜まずはシンプルなものから〜
A:血液循環を高めて、腹斜筋・体側を温めていきます
1.あぐらをかいて座ります。
両腕は普通に体側へ下ろしておきます。
2.正面を向いたまま左手をからだの後ろ、
つまり左側のお尻のそばにつきます。
3.右手は右ももの前か、右ヒザの前に置きます。
この時点ではまだ正面を向いたままです。
4.息を吸って、吐きながら胸をグッーと
ゆっくり左側へひねっていきましょう。
この時、骨盤は正面を向いたまま、上体のみをねじることで
ウエスト、特に左側をギュッと絞り込みます。
5.そのままの状態で、昨日紹介したオヘソをギューッと
へこませる、そして“脂肪を搾り出す”
というイメージをしながら深い呼吸を3〜5回行います。
6.そしてゆっくりと正面に戻ります。
逆側も同様に行います。
〜応用編として〜
B:からだへの効用はAと同じです。左からスタートします。
1.あぐらの状態から正面を向いたまま、
両腕を上に持ち上げます。
その際、手のヒラを内側に向けましょう。
2.まずは息を吸います。
そして吐きながら腕をゆっくりと下げながら、
上体をAと同じく左側へひねっていきます。
この時下げた手の位置は左手は左側お尻のそば、
右手は右膝の前ぐらいがベスト。
あとはAと同じです。
〜ポイント〜
・からだをひねった時、からだの中心軸が斜めに傾かないように。
・お腹、背中が丸まらないように引き上げた状態をキープします。
・あぐら状態がきつく感じる場合は、立て膝に変えましょう。
1日1回、5分でもこのような運動を行っていくと、
その効果は確実にからだへ刻まれます。
3日坊主にならなければ・・・なのですが。
明日は、実践2でさらにねじり度をアップします。 |