第54回
腹筋 うつ伏せで

では最後にこんなものもご紹介。
上体をどこも動かすことなく、
からだを持ち上げる力だけで
筋肉を刺激することもできます。
主に、みぞおちから下腹にかけて働きかけます。

まず床にたいしてうつ伏せになります。
そして肘が肩の下へくる位置に着きます。
(肘から手の指先までは床面に着いていますよ)
手のヒラは、パーで床に着けても、
グーでコブシを作っても、やりやすい方をどうぞ。
足の指は立てておき、カカトは天井を向いています。
そこから息をグーッと吸ってから、
床とほぼ平行になるようにからだを持ち上げます。
この時、床に接しているのは肘から手の指先までと、
足の指のみですね。

からだを持ち上げたら息をフーッと吐いて
その後は自然呼吸。
腹筋を収縮させ、お腹の力をオヘソの方向へ集中させます。
(8〜10秒ほどキープ、それを3回)
この時にお腹の力が使えていないと、
腰が反ってしまうので注意しましょう。
また、逆にお尻を高く上げすぎると
楽〜に感じてしまうので、効果が減・・・。

肘だけでからだを持ち上げようとすると
気分から重たくなります。
コツとしてはお尻をグッとしめて、
モモとヒザの内側も同様に。
カカトもあわせてあげるとからだの中心に
一本柱が通ったようでやりやすいですよ。
でっぱりがちな下腹をギュッとしめて
来る年末シーズンに備えましょう。


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