第53回
腹筋 脚を重りに
腹筋運動のバリエーションはいろいろです。
昨日の基本姿勢から少し発展させてみましょう。
主に44回で紹介した大腰筋を中心に刺激していきます。
あお向けになり両ヒザを立て、
脚の幅は閉じておきましょう。
腕はからだの横に置いて、
手のヒラは下へ向けバランスをとります。
そこから両ヒザを
股関節が90度になるくらいまで持ち上げます。
そこから右足と左足を交互に
つま先が床にタッチする程度(1〜2秒)で入れ替えます。
呼吸はどちらかの脚を下ろしている時に吐き、
持ち上げる時に吸います。
見た目は自転車をスローにこいでいるようなイメージをすると、
動きがとらえやすいかもしれませんね。
この動きに物足りなさを感じるようであれば
両手をそれぞれの腰に当てて肘を床につけ、
上体を30度くらい起こしたまま脚を動かしてみましょう。
さらに、足りなければ一回一回脚を下ろさずに
空中で入れ替えるだけにすると、
ますます強度が上がって効いてきますよ。
10〜30回の間で少しずつ回数を増やしてみましょう。
あまり早くなり過ぎないように、
ジックリ行います。
言葉だけでからだの部位を動かすのは
結構、頭を使います。
イメージをふくらませながら、お付き合いください! |