第20回
メリとハリで“こころ”におみやげ

程よい疲労感につつまれ、
夜の寝つきがよくなり、深い眠りに入れるようになった。
汗をかくことでスッキリして、爽快感を味わうことができた。
スポーツの場で新たな出会いがあった。
食事がおいしく感じるようになった。
水がおいしく感じるようになった。
からだのサイズを気にするようになった。
歩きながら姿勢を気にかけるようになった。

などなど、からだを動かす事により
得られる満足度や変化はあげたらキリがありません。
動きはじめると快を覚えて、
今度は逆に動かさないことへの不快を感じだします。
動かなければ感じえなかった事が
動くことによって気付きとなるのですね。

“メリとハリ”は“減りと張り”と書きます。
文字どおり、ゆるむ事と張る事。
(まさにストレッチと同じです!)
“動と静”なんて言葉もありますね。
動があるからこそ静が生きる。
その逆もありです。
そして心とからだ。
心に元気(なにかいいこと)が注入されると
からだもなんだか軽く感じて
いっそこのまま走りだしたくなることもあります。
逆にからだが不調だと気持ちも沈みがちになりますね。
私たちの周りはすべてこんなバランスを取ることで、
うまい具合にいっているように思えます。

まずはみぢかで簡単、
つまり実行可能な目標をたててみませんか?
目標達成をすると、脳から快楽物質が出て、
“やる気”が持続してきます。
実際に取り組んでみると、
やる気を促す神経が刺激されて、
次第に気分がノリノリになってきます。
それを少しづつ繰り返すのです。
メリとハリでこころにおみやげ。
きっと元気度を高めてくれるはずです。


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