第11回
キュ!と足首

さて、私たちがどんな時にもお世話になる足首。
歩くたびに、“曲げて伸びて”を繰り返して
その角度は約45°まで可能です。(その角度まで動きますかな?)
使用頻度が高いだけに、とても複雑な関節であると同時に、
“ズレ”を防止するために、なんと8種類の靭帯がついているのです。
そんなお世話様な足首に感謝の気持ちをこめて
ストレッチをしてみましょう。とってもシンプル。

まずイスに座りましょう。
足指の付け根を曲げてカカトをグッと持ち上げます。
(5〜6秒キープ)
そしてゆっくりおろします。
ひと息おいて、繰り返し4〜5回行いましょう。
この時に、スネ側の筋肉が伸びて〜、
ふくらはぎがギューッと縮んでいる状態を感じるとGOOD!

逆側も行います。
カカトで床を押すイメージでつま先をグーッと持ち上げます。
(5〜6秒キープ)
そしてゆっくりおろします。回数は同じ分だけ。
さっきとは逆でふくらはぎが伸びて、
すね側が縮まります。
いずれも“痛タタタッ!”というのは禁物です。
ジックリいきましょう。(呼吸も忘れずに!)

やってみるとおわかりのように、
“ストレッチ”といっても結構、
ふくらはぎのまわりを使いますね。
筋肉を伸ばして足首の可動域が広がれば、
それだけ動員される筋肉の範囲も多くなりますから
日常にも、「足首を使えた」歩き方ができてくるはず。
歩き方を意識する前にまずはこれ!
足首使ってカッコイイ〜くなりましょう。


←前回記事へ 2002年9月18日(水) 次回記事へ→
過去記事へ
ホーム
最新記事へ