第38回
「中国に関する企業ニュース」
今更ながら驚きました。
仕事柄いろいろなメディアを通じて
中国のニュースが入って来ますが、
一番身近な新聞で伝えられる中国の記事が
こんなにあるとは、改めて驚きました。
スタッフに中国に関する新聞記事を、
毎日ジャンル別にスクラップしてもらっていたのですが、
そのスタッフが最近その仕事をさぼっていました。
しかしこれは怠けていたのではなく、
毎日となると仕事の合間に片手間では
出来なくなったからだと思います。
中国に関する日本企業の新聞記事をざっとご紹介します。
◇増産へ人員4割増 広州ホンダ・・・生産能力比では抑制
ホンダは中国・広東省広州市の合弁会社、
広州ホンダの従業員を2004年春までに
現在の4割増の3400人へ拡充する。
ただ、生産量を5倍に増やすのに対し人員増は最小限。
◇中央発條、天津に工場
中央発條は、中国天津市に工場進出する方針を固めた。
トヨタ自動車の中国合弁工場、
天津トヨタ自動車への供給が狙いで、
早ければ04年にも稼動する。
◇中国コンバイン事業軌道に クボタ/ヤンマー農機
クボタ、ヤンマー農機の中国でのコンバイン事業が
軌道に乗ってきた。
久保田農業機械有限公司(蘇州市)は02年に累損一掃。
ヤンマー農機中国有限公司(無錫)も02年は
単年度黒字となり、03年には累損を一掃する勢いだ。
◇共立が中国・深に拠点
部品調達・物流機能
農機エンジン向け コスト削減狙う
共立は中国・深に部品調達機能と物流機能を持った
現地事務所を3月に開設する。
中国に拠点を設けるのは初めて。
◇三洋、蘇州に新工場建設 中国3番目の半導体生産拠点
三洋電機のセミコンダクターカンパニーは、
中国・蘇州の半導体生産会社「蘇州三洋半導体有限公司」で、
3月から新工場の建設を始める。今年秋の稼動を目指す。
◇船井電機 中国に生産拠点設置へ デジタル映像機器
船井電機は中国でのデジタル映像機器の生産拠点確保に乗り出す。
03年中に、中国広東省東莞市にある
委託加工企業の敷地に、プロジェクター、
液晶テレビなど映像機器を生産するための新棟を設ける。
3月末までに詳細を詰め、早ければ年内にも稼動させる。
◇昭和電線 中国で低価格品 現地大手と組む
◇カシオが中国販売進出 電波腕時計 北京五輪 送信局増設にらみ
◇不二精機 中国・上海工場生産能力2倍に
◇ソディック、中国で増産 放電加工機
現地需要に対応2年後メド倍に
◇旭化成、中国生産を倍増 杭州で10億円追加投資
◇住商が7割出資 上海に国際物流会社
◇日新 中国物流大手(シノトランス)に1億2000万円出資
等、など、etc,記事の内容は割愛させていただきましたが、
スペースの都合上これ以上はご紹介できません。
日本企業に関する新聞記事ニュースだけでも上記の記事は
僅か2〜3日分だけで、まだこれ以上あります。
最近、中国に関する新聞記事だけをファイルして
毎月3回有料で情報提供する会社がでてきました。
悔しい気もしますが今、購読しようかどうか迷っている次第です。
日本は企業にかぎらず、
あらゆる分野で中国との関わりを深めています。
日本が揺れ動く国際情勢の狭間で苦悩し、
不良債権だデフレだなんだと言っている間にも
中国は着々と進化し続けています。
物流で、先週新規上場した中国外運(シノトランス)が
まだ大きく動いていませんが狙い目だと思います。
華晨汽車(ブリリアンス・チャイナ)が
2.025香港ドルの高値を付けました。
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