東洋証券・深堀マネージャーが
中国企業と株についてわかりやすく解説します
第28回 今や世界中から注目を浴びている中国の代表的な企業といえば海爾集団(ハイアール)が挙げられるでしょう。 ハイアールは中国トップの家電メーカーです。 皆様からのお問い合わせで、このハイアールの株式を購入したいとよく聞かれます。しかし残念ながら、同社は上海A株市場にしか上場していません。 海爾中建(ハイアールCCT) (1)同社は、幅広いレンジのチャイルド・ケア製品の製造・販売会社です。食品、ヘルスケア製品、玩具、衛生用品など。89% 同社は2000年5月10日に「WILTELホールディングス」から「CCTマルチメディア」に社名変更。さらに2002年1月23日に「ハイアールCCT」に社名変更。この間、ハイアールグループの出資比率は30%に上昇。今後はモバイル事業に力を入れていく方向。 株価動向 ハイアールCCTに社名変更してからちょうど1年たらず。 同社の将来を楽観視すると、「まだ十分小回りがきく」「業種的にも展開次第では決して悪くない」「ハイアールからのアセットインジェクション(資産注入)が期待できる」ということなどが言えると思います。ただ、これはあくまでも現在ハイアールが30%出資しているということから生じる期待感だけです。 日本円で換算すると株価は2円以下の銘柄です。 |
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