第181回
B株をAからEまでランク付けで評価、A評価5社

上海B株と深センB株あわせて111銘柄
(間もなく上場廃止となる銘柄もあります)で、
業績に基づいて、
AからEまでの五段階評価を行ないました。
Aが最高、Eが最低となります。

基準となる業績は、
基本的に2004年6月の中間決算までの
直近4−5年ほどのものです。
それぞれの収益性や成長性、安定性などを、
各社が発表している貸借対照表、損益計算書、
キャッシュフロー計算書及び
株価の各種指標をもとに割り出し、
収益・成長・安定を総合的に判断しました。

AからEまでの五段階評価の主な目安は
以下の通りになります。

A=業績優良
  今後の業容拡大にも期待大。安定有望。

B=Aに準じて業績優良
  何らかの指標でAに及ばない点がある。

C=業績は普通
  飛躍のチャンスと同時にリスクも。

D=若干業績不振
  一つあるいは複数指標で必ず気になる点がある。

E=業績不振
  一つあるいは複数の指標で致命的な欠陥がある。

中間決算が発表されていない
銘柄1銘柄を評価不能とした時、残り111銘柄で、
最高のA評価となったのは5銘柄です。
B評価は20銘柄、C評価は45銘柄、
D評価は28銘柄、E評価は12銘柄となりました。

A評価5銘柄とB評価20銘柄は
当然のことながらいずれも黒字です。
また、いずれも配当(2003年本決算配当、以下同)を
出しています。C評価になると、
まだ、赤字銘柄はありませんが、
45銘柄中、24銘柄で配当は出していません。

A評価5銘柄の平均配当利回りは3.46%、
PER(株価収益率)は24.54倍となっています。
またB評価20銘柄の平均配当利回りは2.73%、
PERは22.49倍となっています。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2004年11月2日(火)

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