第2回
03年通年でH株指数は2.5倍に、中国版JALもIPOへ

新規株式公開(IPO)からわずか半月ほどで
40%近くも株価が値上がりした中国人寿保険(2628)。
またやはりIPOからわずか2カ月ほどで
40%値上がりした中国人民財産保険(2328)。

H株は2003年末2004年初めにかけて急上昇しました。
H株主要銘柄で算出されるH株指数は、
2003年初めには2000ポイントを割れていましたが、
2004年初めには5000ポイントに到達しました。

考えてみれば、2003年には新型肺炎SARSが
香港と中国本土を襲った年です。
にもかかわらず、H株指数は
実に2.5倍にも膨れ上がったのですから、
すごいの一言です。

中国人寿保険と中国人民財産保険は、
2003年末2004年初めのH株急上昇を支えた
銘柄の一つといえます。

というのも、
H株指数が2003年を通じてこれだけ上げたのは、
中国人寿保険と中国人民財産保険などの大型IPOが
続いたからというのも要因の一つとして挙げられるからです。

2004年の今年、IPOという観点から言えば、
注目されるのは、前に紹介した民生銀行のほか、
国際航空が挙げられます。

中国の航空業界は
基本的に3グループからなっています。
東方航空、南方航空、そして国際航空です。

その中でも国際航空は、
日本で言えばJALのようなもの、
中国最大手の航空会社です。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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