医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第638回
大腸と副腎

鼻の下が大腸の人はきちんと仕事をこなし、
土台石のような存在だと思えばいいようです。
その土地に居続け、どうしても動きたがらない傾向があります。
成績は優秀な人も多く、変化を好みません。
しかも、臨機応変に弱く、
相手を補佐するには、非常に有能です。
仕事ぶりも真面目で、あちこちと目をやることもなく、
的を絞って行動を起こすようなのです。

副腎の人はデザイナー的発想を常に持っていて、
相手の出方を研究し、
新しいことに挑戦する脳の持ち主のようなのです。
鼻の下が両方とも副腎の人は、
人を使う事がうまく、相手の様子を良く見ていて、
細かい事にはこだわらず、
相手の能力を最大限に発揮できるように仕向けます。
従来と違う見方、仕方を常に考えているという人です。

この違いが日露戦争と太平洋戦争の違いに通じるのです。
日露戦争では指揮官の多くの人達は
鼻の下が左右とも副腎か
または左右のどちらかが副腎の人ばかりなのです。
大腸の人はほとんどいないのです。
ところが、太平洋戦争では指揮官の多くは
左右とも大腸の人がほとんどなのです。
士官学校とか兵学校あるいは陸軍大学とか海軍大学とかを
優秀な成績で卒業しても
それは実戦とはあまり関係ないことなのです。

その人の鼻の下が大腸の人は
どんなに成績が良くても指揮官にすることは致命的になります。
鼻の下が左右のどちらか、
または、片一方が副腎の人が指揮官にならないと
良くないようなのです。
脳の考え方が大腸と副腎では違うのです。
大腸の人がダメといっているのではありません。
その人なりの向き不向きというものがあり、
大腸の人は指揮官に向いていないと言っているだけなのです。
鼻の下が膀胱でない人が一流のスポーツマンを志しても、
うだつがあがらないようなものなのです。
大腸の人の中には成績が特別優秀な人もいますので、
指揮官になれそうだと誤解されて、指揮官になる人もいますが、
それはうまくない結果になります。

現代で言えば、大腸の人が会長とか社長になったら、
その会社は大変な目に会う事になります。
仕事もそつなくこなし、業績もいいからと、
その人を社長に抜擢するととんでもないことになります。
ストレスを抱え悩む人の多くは
自分の脳がどういう脳なのか、
どういう鼻の下なのかということを考えてみると、
きっと脳に向かない仕事をしている人が多いと思います。


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2008年2月29日(金)

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