医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第600回
塩さば

ある人と話しをしながら、脳の状態をチェックしていました。
一ヶ月前に来た時には、
脳挫傷や低酸素症、脳出血の反応がかなりあったのですが、
今回はほとんど治っていたのです。
不思議なこともあるものです。
特別漢方薬も飲まず、治療もしていないのに
このような状態になったというのは、
きっとそうなる原因というのがあるはずです。

それは何気なく食べているものが
治療効果を発揮していることがあるのです。
そこで、食べているものを聞きただしました。
いつもと違ったものをこの一ヶ月の間に食べていないか、
または、好んで食べているものでも
調理法が違ったものを食べた事はないですか、とか、
できるだけ詳しく具体的に聞き出しました。
いつもと違うものはあまり食べていないという事でしたが、
サバが好きで良く食べるというのです。
そう言えば、この間はこの季節にしか取れない特別の塩サバを
ある所で食べたというのです。

それをイメージして貰うと、なるほど、
その塩サバが脳出血とか脳挫傷とか
出産時のダメージに効果が非常にあったのです。
ただサバだけでは効果があまりないのです。
また、この人が違う所で食べた塩サバは
効果がありませんでした。
そこで、塩とサバの組み合わせがいいものが
効果的に出産時のダメージの治療に効果があるだろうと予測し、
塩を色々と変えてOーリングテストしてみると、
なるほど効果的な塩があることがわかりました。
その塩とサバを組み合わせると、
なるほど効果的に治療できるのです。
Oーリングテストでもそのような効果があることがわかりますし、
実際にも効果があったのです。

そこで、青身の魚から取れるEPA/DHAと塩を組み合わせてみると、
あるEPA/DHAとその塩を使用すると
サバを食べたのと同じ効果があることがわかりました。
このEPA/DHAをその塩を
一振り二振りした塩水で飲むといいのです。
これはEPA/DHA単独で飲むよりも
更に効果的にウイルスや細菌、その他にも
効果があることがわかりました。
でも、サバやサンマなどの青身の魚にアレルギーのある人や
これらの魚が好きでない人、好きになれない人は、
塩サバやEPA/DHAは効果がないというより、
害になる場合もあるのです。
塩サバが嫌いな人は、塩サバを食べると脳の働きを悪くします。

統計ではこうなることが多いといっても、
必ずそれから外れる人がいるものです。
治療というのは、個々に違うし
違わないといけないものだと思います。
オーダーメイドの治療法が必要なわけです。
他人と違う自分だけの治療法というのがあるのです。
それに徹しないといけないのです。





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2007年12月5日(水)

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