医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第484回
先ず、ここを治せばいいのかな?

以前に身体のあちこちに異常があっても
右海馬の働きに異常があると
自覚症状が欠落すると書いたことがありました。
それはそれでいいのですが、
左肩が夜に痛み、朝起きて仕事をしていると治る
という人が来ました。

肩の痛み事態もそれほどひどいものでないのです。
あちこち診て見ると、
脳のうつ病グループ、統合失調症グループ、
その他あちこちに癌や前癌状態の反応があっても
自覚症状も上記のような症状しかなく、
話しをしている状態も
精神的に異常な状態と思われるものもないのです。
脳のミトコンドリアの働きも低下していても、
自覚的には物忘れすることもないということです。
視床の働きもほとんど全部異常があり、
さすがに睡眠中枢にも異常があったので、
途中覚醒しないか聞いてみると、
そういう事があるということでした。

当然今までの経験からいくと
精神的に異常を来してもいいのですが、
そういう状態がないのですから、
どこが正常かを脳全体で調べてみました。
そうすると右後頭葉底部の一部と
小脳の平衡感覚と方向感覚を司るところには
ウィルスや細菌の感染がなく、
ガンや前癌状態の反応もなく正常なのです。
それ以外は細菌やウィルスの感染の反応があり、
全く異常な状態なのです。

へえ〜、ここだけが正常であれば
普通に日常生活に支障なく、
ごくごく普通に生活していけるのか!
今現在はその他の臓器にも異常があるのに、
疲れるとかはあるが仕事ができない事はないし、
見かけ上は正常に見える状態なのです。
検査でも異常な所はないようなのです。
でも、Oリングテストではほとんど異常の反応がでるのです。
こういう人はいつかパタッと行くのだろうか、
と思えるような状態なのですが・・・。

同じ日にアトピー性皮膚炎だった人が来て、
今はアトピーの状態が非常に良くなっていて、
この状態がここ10年以上も続いているというのです。
で、調べてみると上の人と同じ状態があって、
上記の脳の部位と副腎皮質、髄質、脳の赤核、
脳下垂体前葉、後葉が正常のだったのです。
それ以外は脳もその他も異常な状態です。
特にアトピーの人は肝臓に前癌状態やその他のウィルスや
細菌の感染の反応があり、
これを治さないとうまくいかないのです。
でも、肝臓が全く異常なのに、
上記の部位が正常だと症状がでないだけでなく、
一見して治っていくし、精神的にも異常がないのです。

こういう状態を演出したのが
ある種のプロテインを服用してからだというのです。
ナカミは治っていないのに、症状は良くなっていく。
ということから、病気は先ず、
この部位から治していけばいいし、
プロテインのように、そこだけ正常化するのでなく、
この部位から始めて全体を治していけばいいのだ
ということに気付いたのです。
漢方で治療する場合は、
ここを先ず治療しても全体も良くなっていきますから、
それはそれで全身の治療にもなります。
この部位とは上記のように
右後頭葉底部の一部分、
小脳の平衡感覚と方向感覚の部位です。


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2007年3月9日(金)

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