第441回
でしゃばる!ってどこの脳がおかしいのかな?
人はそれぞれ個性があっていいし、
それがその人の特徴なのだと思います。
その特徴を表しているのが、脳だと思います。
脳のどの部分が働いていたり、
働きが悪くなっているかで決まるようで、
でしゃばりの脳はどの部分に問題があるのか、
ずっと考えていました。
誰を調べるといいかというと、
政治家が一番その特徴を表していると思います。
そうでない政治家もいると思います。
おしゃべりというか、必要以上に口が軽く、口が達者というか、
そういう人はどこの脳が必要以上に働いているかというのは、
たまたまそういう人がいて、徹底して調べた事がありました。
ほとんどの脳が働きが悪いのに、
そこだけが正常でしかも働きすぎているのです。
それは右後頭葉の下面で、
視床の前腹則核に対応した部位なのです。
その他の脳は異常で、
ここの働きが良すぎると人の話しは聞かず、
人に話しをさせる余裕すらも与えないぐらいの人です。
このあたりを読むと、すぐにあの人だなとか、
友達や知り合いでも、あの人の脳もこうなっているのか、
と思い浮かぶ人は一人や二人ではないと思います。
その他の脳も正常で、
ここが働きすぎる人は話し好きな人のようです。
脳の話でよくでてくる
前頭葉を損傷したフィニアス・ゲイジの図を見て、
その損傷部位のどこがでしゃばりの状態を起こすかを考え、
その部位部位で働きに異常のある人を比べてみると、
前頭葉の眼窩面の働きが悪いと
どうもでしゃばりの状態が起こるようです。
前頭前野のなかで、眼窩面以外の働きが悪い人は
そういうことがあまり見られないのです。
そこに細菌やウイルスの感染がある場合があり、
それを治療しても顕著に改善が見られない時は
その部位の温度が低下しているのです。
37度が正常に働く基準とすると31度ぐらいになっているのです。
なにごとにも控えめの人はここの温度が高い人が多いのです。
ということはここの働きがいい人は上品だ
ということになるようです。
で、ここの温度を正常にする漢方薬というのもあるのです。
でしゃばりを治すのには、
右後頭葉下面の部位の高すぎる温度を正常にすることと、
前頭葉の眼窩面の低すぎる温度を正常にすることのようです。
これはあくまでも私の推測です。
その治療の結果なるほどということになればいいわけです。
どこの国の政治家でも似たり寄ったりの所があるものだと
納得しています。
こういうことは言葉の違いでなく、
脳の働きの違いによるもののようです。
水野春夫ではないですが、「脳って本当におもしろい」のです。
はまの出版からでている、「愛と憂鬱の生まれる場所」
この原題がChange your brain change your lifeなのですが、
もっといい日本語の題名だともっと売れるのにと思います。
脳が変ると易の卦も変るのですから、
脳が良くなると易の卦も良くなるのです。
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