医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第435回
鉢植えと心中する気ですか?

寒くなると外に置いていた鉢植えを家の中に運び入れて、
植えている植物を寒さから守ろうとします。
それがたくさんあると、
ついつい寝室まで運び入れる人がいます。
寝室の空気の浄化にもいいし、緑があって気分もいい、
これほどいいものはないと思うらしいのです。
手塩にかけて育てている鉢植えなのですから、
毎日眺めて、水などをやり、鉢植えも自分も良くなる、と。

ところがちょっと一昔はいざ知らず、
携帯電話が普及しだしてから、
空中を飛ぶ電波の量が莫大な量になって、
鉢植えがアンテナになってしまうのです。
形状が問題で、その他に支えに金属が使われていれば尚更です。

ある癌の患者さんが寒くなる前は、
あれこれと注意して
やっと寝室で電磁波を浴びなくなっていたのですが、
寒くなってきて電磁波を浴びるようになっていたのです。
色々と聞いて見ると、
寝室には特に何も持ってきてないと言います。
更に詳しく何か持ってきてないかと言いますと、
鉢植えを寝室に持ってきたというのです。
どうも、患者さんによっては
私に見付からないといいように思うらしいのですが、
そうではなく、自分の体調に非常に関係してくるのです。
寝室で電磁波を浴びると癌も悪化してきます。
ちょっとした風邪がなかなか治らないとか、咳が長引くとか、
抵抗力が落ちている証拠なのですが、それに気づかないのです。
もちろん体調もぱっとしなくなります。

鉢植えが大事だというのは、わかりますが、
それ以上に自分の身体がもっと大切だということに
気づかない人が多いのです。
寝室に鉢植えを持ち込まないといいかというと、
必ずしもそうとばかりは言えない時があります。
家の玄関に鉢植えを持ち込んだために、
それが寝室にまで影響し、
とうとう鉢植えを外にだして初めて
寝室がもとのいい状態になったという人もいます。
癌や慢性病の人は症状が悪化しますので、
新聞の種にはなりませんが、
鉢植えと心中ということにもなるのです。
きっと家族の中には被害を受けている人もいると思います。

冬になり、暖房のせいで
電磁波の悪影響を受けていると思っている人が、
実は鉢植えが原因だったなんてこと大いにあります。
鉢植えをしている人が元気だったりすると
問題がもっと深刻になります。
言うことを聞かないからです。
電磁波、何それ?宗教みたいなものでないか?とか、
そんなもの悪影響があるなんて、
今どきの生活できるわけないよ!とか、
色々とへ理屈を並べ立てて協力しない人もいます。
認知症になりかかると妙に頑固になる人もいます。

夜に足や腰、膝などが痛みだして、
それをなんとかして!と言ってくる人がいますが、
それも電磁波が抵抗力を落としているために
そういう現象が起こるのです。
夜特別用事もないのに、
携帯電話を枕元においている老人がいて、
膝から下が夜中に痛み、
どうして?と頭をひねっている人がいました。
携帯電話のスイッチを切って、
寝室からだしてもらうと夜中の痛みが無くなったのですが、
気づかないといつまでも病院などと仲良しになりますよ。

鉢植えも携帯電話なども寝室には置かない、
鉢植えは家の中に持ち込まない。
持ち込まないといけない状況になる人は
鉢植えをしないことです。

大切なのは、身体?鉢植え?


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2006年11月10日(金)

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