第424回
脳を取りますか、歯列矯正をとりますか
歯列矯正に使用するワイヤーやその他の材料には
血流障害を起こすものがあります。
その血流障害を起こす部位が脳だったりすると
知らないうちに脳の働きが悪くなっていることがあります。
見える形にこだわり、
見えない脳の働きを悪くしている。
歯列矯正は時間もかかりますので、
その人の成績が次第次第に低下しているのに、
なかなか気付かないことがあります。
徐々に起こったことが歯列矯正が終わるころには、
明らかに脳の働きの低下が認識できるようになったりします。
でも、これはその人の頭の働きが悪く、
もともとこういう脳なんだと思わせるようなことにもなります。
周りの人もこの子はこうなんだろうと
余り気にもしない人もいると思います。
小学校や中学校、あるいは高校って大事な時期なのに、
その数年間、脳のある部分や全体の働きを低下させておくのは、
その期間に入るべきことが入らないで終わるということです。
その人の人生を左右することにもなります。
右の脳の血流障害が歯列矯正で起きているのを知らずにいると、
一般的には算数や数学が不得意な状態になります。
歯列矯正が終わるころには
すっかり算数や数学嫌いが定着してしまいます。
また、算数や数学が好きなんだけど、
なぜか覚えられない、できない、どうして?
と自問自答している人もいるかもしれません。
または、歯列矯正が原因で膝の関節の血流障害が起こると、
時間が経過するにつれて膝の痛みを訴えることにもなります。
はっきりとした所見がないと、
子供だと成長痛だと言われたりしますが、
成長痛というのは、
細菌やウイルスの潜伏感染が原因ですから、
きちんと治療するとよくなるのです。
でも歯列矯正の材料が原因で起こっているものは、
その使用している材料を変えてもらわないといけなくなります。
でも、その歯科医がオーリングテストができないと
その問題には適切に答えられないのです。
なんでそういうことを言うのか不思議?
と逆に歯科医に言われたりします。
脳も歯列矯正も取るなら、
歯列矯正に使用する材料もきちんとオーリングテストして
その人に合った材料を使用してもらい、
身体全体のバランスも見てくれるような
歯医者さんを選んだ方があとあとのためにもいいのです。
歯列矯正はうまく行った、
頭の働きがイマイチになったなんていうことがないように。
歯の治療は大事です。
虫歯の治療でも、使用する材料が非常に大事です。
それとともに全体のバランスを考えて治療することも大切です。
そこだけ治せばいいという考えでは
後で問題が生じてきます。
入れ歯はボケになる可能性をはらんでいるので、
材料をきちんと選び、
その人に合ったものを使用してもらうことです。
入れ歯の材料がその人に合わず、
脳の血流障害を起こすものだったりしたら、
ボケになるリスクが非常に高くなります。
しかも、靴を選ぶのと同じく
自分にしっくりと合うように作ってもらうことです。
これがまたなかなか至難のことです。
まあ、いいだろうとか、
後でなじむというようなことではダメなんですけど。
入れ歯も身体全体のバランスにも配慮して作ってもらうことです。
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