医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第403回
ツキがない人はこうするといいかな?

何をやってもイマイチうまくいかない、
どうしても失敗ばかりしてしまう。
そういう人を見ていると、病気が直らず、
あっちの医者こっちの医者と医者巡りしても
さっぱりいい医者に会わない人に似ています。
だからって私が全部治せるなんてことないのですから、
良い医者に入るかどうかは別です。

中国に来て、仕事をしているのですが、さっぱり芽が出ないで、
この所ようやっとなんとかうまく行っている人に出会いました。
なんでうまく行ってるかというとこの人の易の卦を見てみると、
地山謙です。
自慢することは百害あって一利なしということですから、
仕事でもなんでも何か良いことがあり、
それを人に吹聴したくなることがあるはずです。
これだとうまく行ってる内容に問題があります。
易の卦というのは、脳の状態で左右されます。
脳の働きが良くなると、良い易の卦に向かうようです。
単純に脳とばかりは言えないのですが、
心の持ちようと言ったらいいのでしょうか。
ああ、この人の易の卦を
もっと良くしたいなと思わせるような人柄がありましたので、
その脳の働きを良くする漢方薬を飲んでもらいました。

本人はなんで漢方薬を飲むのかな
という不思議な顔をしていました。
特別体調は悪くないのですから、尚更でしょう。
そして、上海のデパートに行き、
どんなものを売ってるか興味がありましたので、一緒に行きました。
そして、靴や鞄売り場に行き、見てまわりましたが
なかなか良いものはないのです。
一緒に行った人の靴を見てみると、
Oリングテストして良い靴は履いてないので、
良い靴はどういう履き心地か体験してもらうことにしたら
どうかな?と思いました。
それで男物の靴を見て回り、たまたま良い靴があり、
サイズを見てみると、ピッタリでなかったので、
ピッタリサイズの靴を出して来てもらいました。
サイズがピッタリのものを出してくれるように言うのですが、
言葉がうまく通じないのか、
値段の交渉だと思い電卓を叩くのです。

そのやりとりを何回かしているうちにサイズを出してくれ
という要求だと店員も納得して出してくれました。
それもOリングテストして良かったので、履いてもらい、
どこにも違和感がないか、
履いてないような感覚があるか聞きましたら、
そうだという答えだったので、それを購入してもらい、
早速今履いている靴は捨てて、
今購入したばかりの靴に履き替えてもらいました。

それから、持っている鞄も良くないので、
今度は、鞄売り場に行き、ちょうどいい具合で、
Oリングテストして良い鞄があったので、それを買いました。
ズボンやシャツもOリングテストして良いものを着ると
どういう感じか体験してもらいたくなり、
その売り場に行き選んでピッタリのものを購入してもらいました。

あとはブリーフと靴下です。
これもその売り場に行き良いものを選んで、
そく履き替えてもらいました。
ここまで来る途中で火天大有になっていました。
さてこれで身に付けるものは良くなったので、
易の卦を見てみると、雷火豊です。
易の卦で2番目に良い所に来ています。
翌日の薬の手配をして、その後夕食を一緒にとり、帰りました。

翌日に会って易の卦を調べてみると、
山天大畜になっているのです。
病気が直る時はこの卦になっています。
そしてツキもついてくるのです。
やった〜という気分です。
病気を治すより、ツキがつくようにすることの方が簡単かな?
と思う時があります。
自分の心の中にこうでなければとか、そんなことできないとか、
こだわりがある人は、ついている時はいいのですが、
ツキが無いときはそれを捨てないと病気も直らず、
ツキもつかないようです。


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2006年8月28日(月)

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