医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第378回
身体が痺れて頭具合も悪くてという物語

通院している人が時々具合が悪いと訴えることがあります。
身体が痺れて、手足も痺れて、眠れないし、頭痛もするし、
胃腸も悪く吐き気もあり、身の置き所もないし、あちこち痛いし、
どうしたらいいか夕べは一睡もできなかったと言います。
大変調子のいい時もあるのです。
でも調子が悪くなるとたくさんの症状がでて、
訴えることが山ほどあります。
その訴えることには一々根拠があり、納得するのですが、
その原因となることを噛んで含めるように話しても
どうも納得してくれないようなのです。

まず、ほとんどの人は
寝室で電磁波を浴びていることを理解していません。
私が言うようにすっかり物を撤去したという誤解があります。
お互いが誤解しているのですから、
どっちがどっちとも言えませんが。
わたしはすっかり物を撤去する
=何もない状態を意味しているのですが、
本人にとっては、そうでもないのです。
メガネがあったり、ティシュペーパーの箱があったり、
読みかけの本に鉛筆を挟んでいたり、絵を飾っていたり、
とあるのです。
または、寝室でなく、家の中に
花瓶やお菓子や海苔の缶を持ち込んだりしている場合もあります。
そういう状態があると身体の抵抗力が落ちるので、
それで今までは負けない細菌やウィルスにも負けてしまい、
それが身体のあちこちにハビコッテ悪さをして
様々な症状をだします。

それに加えて食べ物が
細菌やウィルスにたくさん汚染されているものを
しょっちゅう食べている人もいます。
こういう人はいつも時々具合が悪くなり、
救急車のご厄介になる人もいます。
それほどでないにしても吐いたり、
頭痛したり、下痢したり、関節が痛くなったり、腰痛になったり、
めまいしたり、心臓が痛くなったり、
とこれも多彩な症状を起こします。
本人は自分の病気の所為だ!と思い込んでいる人もいます。
でも、ちょっと考えると違うのですけど。

そして、私に食べ物が悪いのです、と言われると、
そんな〜、そんな悪いもの食べていませんよ!という顔をします。
心外だ!という顔をしています。
こういうことってなかなか理解してくれないのですが、
何年も通院して、水曜日の講演を聞いて、
やっとこさ理解しているのですから、
数回の通院や数日で理解できないと思います。
やっぱり食べ物なんだと素直に納得するまでは
相当時間がかかるのが普通の人なのです。
これも優秀な人もいて、一回で納得する人もいます。
私のパソコンの理解と同じなのが普通の人です。
何年たってもちっともよく解ってないのですから。

それから、着ている物が血流障害を起こすものを身に付けていると
効くはずの薬を服用しても、効いてくれない
という現象が起こります。
これもなかなか理解してもらうまで時間がかかります。
薬が患部に届いてくれないのです。
肩凝りがあるなんていうのは
大概は着ているものが良くないのです。
これらが全部そろうとどうなるか、もうわかるでしょう。
ホント具合が悪いのですよ。
医者に向かうと訴えることが山ほどあるようになるのです。

で、痺れの原因は具合の悪さに効かない薬に
ヘルペスウィルスの反応がたくさんあり、
それを止めることで解決したのですから、
薬だって馬鹿にできないのです。
本当に必要な薬は飲めばいいのですけど、
医者のいうことをまるきり信じてちゃだめです。
それを飲んだらどうなるか?
よく自分の身体と相談して飲むことです。
付き合いというものがありますので、
そのあたりはよく考えてものを言うことです。
ダイレクトに言うといやがる医者が多いのですから、
そのあたりは賢く振る舞うことです。
私の言うこともあまり信じすぎちゃダメですよ。
わかりますね。


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2006年6月30日(金)

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