第373回
ドイツから凄い人がきたのです
私のコラムをこんなに読んでくれている人もいるんだ!
と感動というか、へえ〜というか、
なんとも敬服してしまう人がドイツからきたのです。
自分の脳の働きが以前と違うということを感じていて、
ひょっとしたら以前のようになるかもしれない
との期待をこめて来たようです。
で、今までのコラムで載せた漢方薬が
どこの部位に効いてどういう作用をしているかなど、
事細かに一覧表にして、
自分にはこの漢方薬があっているようだと
一番合うものから次のものと色分けしていて、一目瞭然、
それがぴったりあっているのには、更に驚いてしまいました。
これぐらい書けるというのは、
相当脳の働きがいい人だよな!と心のなかで思いました。
診察してみるとその通りで前頭葉のよく働く人でした。
で、働きが悪くなっている所には鉄が蓄積していて、
そのために細菌やウイルスが入り込んでいたのです。
もともとが良い人は治すのに、そう時間がかからないのです。
なんでドイツに行ったのですかというと、
ドイツにいくと緊張状態がなくなり、
自然にリラックスして体調がよくなるというのです。
日本にいると緊張状態が起こるというのです。
そこで、脳を調べてみると
視床背内側核や視床下核に異常がありました。
で、ドイツにいるイメージをしてもらうと
その異常が解消されてしまうのです。
な〜るほど、すごいな!
自分に合った土地にいくとこんなにも違うものか、
リラックスして脳が最高に働く状態になってしまうのです。
こんなに違うのを見ると、逆の場合も考えられるなと思いました。
昔、期待されてアメリカに留学したのに、
鳴かず飛ばずで帰ってくる人や
精神に異常を来して
失意のうちに帰ってきた人の話を聞くにつけても、
アメリカという土地がその人にとってどれぐらい合っていないか、
また、アメリカの中で
その人がいた所がどれぐらい合っていないかで
随分その人のその後の人生が
変わってくるのもありうることだ、と。
アメリカばかりでなく
他の外国でも同じようなことが起こりうるのです。
どこにでも生える雑草のような力強い人もいるし、
合った土地でないとひ弱にしかそだたない
植物のような人もいるだろうことが予想されます。
話をもとにもどして、診察して漢方薬を処方し、
翌日、来てもらいました。
かなり脳がよくなっているのです。
本人もそういうふうに感じているようです。
次第によくなっているのがわかるようでした。
これがまた凄いのです。
そして3三日もするとほとんど良くなってしまったのです。
以前のよく働いていた脳の状態になったというのは
目を見ているとわかるのです。
コラムを読んで、電磁波対策もしっかりしていました。
これも驚きでした。
セントラルヒーティングにも
きちんと乾電池のプラスもつけていました。
そして20日ぐらいすると
乾電池の寿命が来てなんとなく変だということも
肌で感じているのです。
なにも聞かずにこれぐらいしていると、私も脱帽です。
優良賞をあげたいぐらいでした。
溌剌として帰る時の後ろ姿を見ていると、いい気分になりました。
脳って、良くなるのですよ!
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