医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第331回
先生の処方する薬は症状を悪化させます・・

ある人を治療していた時、
先生のくすりを飲むと、今までにない症状がでてくる
といわれました。

胃腸の細菌やウィルスを治療する目的で治療していたのですが、
それが少ししか効果がなく、
しかも症状が新たにでてきたということは
くすりの副作用ということになります。
Оリングテストをして漢方薬をだしているのですから、
普通から考えるとそういうことはないはずなのですが、
現実にはそういうことがあったのです。
そしてくすりを服用するのを止めると
次第に体調が良くなっていくといいます。
診察している今は薬の服用をしていないために
胃腸には症状を引き起こすような
細菌やウィルスの反応がないのです。

初診の時は、
確かに胃腸の症状を引き起こすような細菌やウィルスが
たくさん反応していました。
それを治療する目的で薬を処方していたのですが、
薬を服用すると新たな症状がでてくる。
そして中止すると体調がよくなる。
まったく効果がないわけでなく、
効果があるけど他の症状がでてしまう。
副作用と言ってしまうとそれまでですが、
ちょっと違うようです。

で、調べて見るとミトコンドリアに異常があるのです。
ミトコンドリアの働きが正常でないため、
すぐにエネルギー不足に陥り、
細胞が正常に働けない状態におちいるのです。
薬が作用するためには細胞のエネルギーを必要とし、
そのエネルギーが不足するために、
それが原因であらたな症状がでてくるようなのです。

そこで、ミトコンドリアの異常を治す薬を探しました。
その薬が胃腸の症状を起す細菌やウィルスに
効果があるかどうかを検討したら、
胃腸の細菌やウィルスにも効果があるのです。
その薬は特別副作用らしきものもないようなのです。

今までにも、Оリングテストして漢方薬を合せたのに、
全然効かないか、または症状が悪化した人もいました。
そういう人は多くないので、
どうしてだろうといつも心の中にひっかかっていたのです。
そしてついには治療を中断してしまいます。
当然です。
効果的な薬を出せないのですから。
薬が効かないし、症状が良くならない、新たに症状がでる、
止めるとよくなる、このことをよくいってくれた!と思いました。

今までも薬を出すと一日目は効くが、
同じ薬が二日と効かない人がいたのです。
その人も調べて見ると、ミトコンドリアに異常があったのです。
ミトコンドリアの異常を治すような薬でないと
本当に効果的な薬でないことが分かったのです。
病気の部分は多かれ少なかれ
ミトコンドリアの働きに異常があります。
結果として分かったのは、
ミトコンドリアの異常を治して、
しかもその病変部にも効く薬が効果的だったのです。
癌の部位ももちろんミトコンドリアの異常があります。
異常な働きをするミトコンドリアがあり、
それが大量のエネルギーを消費するために、
疲れと痩せる状態を引き起こすようなのです。

これを読んでいる人の中には、医者に言えず、
どうしようと思っている人もいると思います。
出された薬が今ある症状を悪化させる、
だから黙って薬を捨てているという人がたくさんいると思います。
そういう人はミトコンドリアに異常がある人が
含まれているはずです。
薬はその異常なミトコンドリアにも効くし、
病気にも効く薬でないと効果的でないのです。


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