医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第309回
野洲高校と鹿児島実業のサッカーの試合

高校サッカーの準決勝の勝者の新聞を見て、
鹿児島実業の易を見たら、雷火豊とでていたので、
鹿児島実業が勝つだろうと予想してました。
そして野洲高校の易は調べないでいたのです。
ところが決勝では野洲高校が優勝しました。
えっ?どうしてと思いました。

大概のスポーツの場合は
易で雷火豊がでた方が勝つようになってるみたいです。
ラグビーの伏見工業高校もそうでしたし、早稲田もそうでした。
それで、そう思いこんでいた私が間違ったのです。

それで、調べて見ると、
準決勝の時点で、野洲高校は山天大畜の易の卦がでていたのです。
決勝の後の新聞の写真でも
野洲高校は山天大畜、鹿児島実業は雷火豊です。
今まで、病気が治っていく過程を観察してきたのでは、
やはり、雷火豊より山天大畜の方がいいのです。
雷火豊の状態から山天大畜にくると
病気はもっと良くなっている状態なのです。
で、易の卦を単純に比較するとどっちが上かというと
雷火豊より山天大畜の方がいいようなのです。
易の卦はどちらもいい状態なのですが、
より良い状態は山天大畜なのです。

野洲高校の監督がまたいいですね。
サッカーをしなかったサッカーの監督。
そこから自由に発想できるサッカーの考え方を取入れて、
今までにないものを作り上げていく。
日本標準でなく、世界標準の目標をたてていくことも
すばらしいと思いました。
易の卦もすごい状態ですから、このまま持続できたら、
来年度もまた期待できると思いました。

話題がちょっと変わりますが、
漢方でも傷寒論とか金匱要略とか
その他いろいろな書物を知り過ぎていると、
逆にそれにとらわれてしまうことがあります。
どっぷりそれにつかってしまうと、
そこから抜け出せないことがあるのです。
もちろん知らなくていいのではなく、
知っていてもそれに囚われることがないようにすることが
大事です。
これがまた言う事は簡単でも、
なかなかその中にいると抜け出せないし、
そこに漬かってしまい、うま味を通り越して、
なんとも変な味になってしまっていることに気がつかないのです。

Оリングテストを応用して漢方薬を使うことは、
漢方でないと思う人もいるようです。
Оリングテストを知ることで、
また、これにも囚われるということが起ることがあります。


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