医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第305回
鼻の両わきがジーンとするし、頭が締めつけられるし・・・

鼻の奥、目の下の部分がいつも違和感があり、
ジーン、ジーンとしている感じで、
膿などが溜まっている感じがして、
それが目にも影響しているようで目がさっぱりしない。
脳がいつもオーバーヒートしている気がする。
両耳の穴が詰まった感じと耳鳴りがするし、湿疹もできていて、
それが最近はひどくなってきたといいます。
この症状は8年前からで、
色々治療したけど良くならないということでした。

寝室には、コンポ、時計、テレビ、
電気ストーブ、扇風機などがあり、
同じ部屋に13年前から寝ている。
調べると、当然全身に強く電磁波を浴びているのです。
そこで、寝室から物を撤去することなどを話し、
寝ている時に電磁波を浴びないように、
そうすると早く良くなることを話しました。
今までの悪影響で、脳にも働きの良くない所があり、
うつグループや統合失調症グループの
脳の部位の働きも良くないのと、
内側膝状体の働きも良くなく、耳鳴りの原因になっていたので、
それらを治療する薬として、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯、半夏厚朴湯、茵陳五苓散を
三週間投与しました。

三週間後に来て、皮膚の湿疹などは良くなっていました。
電磁波は浴びていませんので、
聞くと寝室の部屋はすっかりものを撤去したということです。
こんどは、てんかん様の反応が残っていたのと、
朝低血糖状態があり、それでイライラするというので、
それらを治療する薬として、
八味丸、茵陳五苓散、桂枝加葛根湯を三週間投与しました。

三週間後に来院し、
今まで言ってなかった痔が良くなったというのです。
鼻のジージーするのも少しずつ良くなっているといいます。
今度は、炙甘草湯、茵陳五苓散、半夏厚朴湯を三週間投与しました。
三週間後に来て、頭部の締めつけが軽くなってきたといいます。
今度は、脳のてんかん様の反応には、
桂枝加葛根湯、麻黄細辛附子湯、当帰芍薬散を投与しました。
三週間後に来院し、頭部の締めつけもよくなり、
鼻のジージーするのも、脳のオーバーヒートの状態もなくなり、
ほとんどの症状は解消したと言いました。

寝る部屋を良くし、タグ洗濯表示を切り取り、
治すべき所をきちんと治すと、
てこずっていたものも治るように出来ているみたいです。


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