医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第247回
ダウン症候群でも脳を治療すると違います

ダウン症候群の人達は染色体の異常があって
知的障害など色々な症状があります。
遺伝子レベルの問題で
治療なんてあまり希望をもてないと思っている人が多いと思います。
実はそうでもないのです。
たまたまお母さんのお腹にいる時に、
脳の免疫システムに異常があって、
脳に細菌やウィルスが入りこんで
脳の働きを悪くしていることが多いのです。
多くの人達はたまたま脳の免疫システムに異常がないために
そういうことが起らないだけなのです。

脳というのは血液脳関門というのがあって、
簡単に細菌やウィルスが入りこまないようになっている
と言われています。
ところがOリングテストしてみると、そうでもないのです。

実際に、細菌やウィルスは現在の検査で引っかからない量でも
カラダに悪影響を及ぼしていることが
Oリングテストしてみるとわかるのです。
そして治療してOリングテストで反応がなくなると
症状が良くなっていくこと多いのです。
ダウン症候群の場合も、Oリングテストを用いて、
脳に潜伏感染している細菌やウィルスをみつけ、
それに対して効果的な漢方薬を投与することで、
行動や言葉などに進歩が見られるようになるのです。

ある人は、食事をするのに、一時間以上もかかっていたのが、
治療を開始してから
家族と同じようなスピードで食事が取れるようになったし、
言葉の数も多くなり、言っていることが分かるようになり、
しかも表現できることが多くなった為
感情的にもイラツキなどが少なくなっているのです。
自分で自発的にする行動が増えているのです。
家族の話しでも前と全然違うというのです。

大人になってからの治療でも目に見える変化が起るのですから、
これが子供の時だったらもっともっと違ってくると思うのです。
脳に感染している細菌やウィルスがいなくなって、
脳の働きが良くなって、
入って来る情報が脳で受け取れる状態が早くにできると、
その後の人生も違ってくるのです。
脳だって成長します。
脳神経のネットワークの出来具合も
周りからの刺激で形作られていくのです。
そのネットワークを形作るのを邪魔する
細菌やウィルスがいないのといるのとでは大違いです。

ここまで読んで、
脳の治療なんてできるわけない!まゆつばな話しだろう
と多くの人が思うでしょう。
でも、現実に起っていることはまゆつばどころではないのです。
本人も治療することを望んでいると思うのですが。


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