第239回
7年来の咽のツカエがよくなりました
ある人がもう7年も咽のつかえ、
胸の痛み、肩こり、イライラ、耳鳴りがあり、
治療したけど良くならなかったというのです。
この人は、右の脳に異常がありました。
左が正常ですから、精神病とは言えないのです。
でも、右の脳には統合失調症グループの異常と
うつグループの異常があったのです。
それと右の手綱核の異常と右の視床下核の異常です。
ですから、判断力がときどきつかないとか、
物事の整理整頓などがうまくいかない時もあるし、
時々落ち込む、イライラかっかする、心配性とかがでるのです。
上の症状はその一部です。
統合失調症グループとは、前にも書きましたが、
側坐核の異常、扁桃体の上3分の1の異常、被殻の異常、
淡蒼球の異常、尾状核の異常、島の異常、
後頭葉内側(外側膝状体と密接に関連した所)の異常です。
この異常の部位にウィルスの感染があるのです。
そこで、統合失調症グループにはOリングテストして
酸棗仁湯が効くことがわかり、
うつグループには半夏厚朴湯が効くことがわかり、
手綱核、視床下核には半夏瀉心湯が効くことが分かりました。
それを三日投与しました。
三日後に来て、全部の症状が取れてしまったというのです。
そして考え方もマイナス思考がプラス思考になったといいます。
それを一週間継続しました。
こういうふうにうまくいく人もいるのです。
左右の脳が統合失調症グループの異常があると、
はっきりとした統合失調症になります。
鬱病も左右の脳がうつグループの異常があるのです。
こういうふうに個々の異常な部位を治療することで症状は消失し、
それを継続することで、ウィルスの感染がなくなると、
その人の本来の姿になるのです。
異常な状態がその人なのでなく、
細菌やウィルスが脳に感染していない状態の時が
本来のその人なのです。
精神病なんてなおるわけないと思っている人が多いと思います。
それと精神的にちょっとおかしいな、
という人も治るわけないと思ってませんか。
左の脳だけとか右の脳だけとかに異常があると
そういう傾向があると片づけられるのですが、
これも脳を治療することで良くなっていくのです。
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