医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第237回
好きな先生に習うのがいいようですね

脳の血圧や温度、血糖値が
Oリングテストで測定できるようになってから、
即座にその変化を測定できるようになったのです。
瞬時に変化していく身体の様子を見ていると、
なんとも言えない不思議さを感じます。
そしてイメージの力とは凄いものだと測定しながら思うのです。
イメージするだけで、身体に変化を来しているのですから。

ある患者さんが診察を終って、聞きたいことがあるというのです。
いまある稽古事を習っているのですが、
どうも気が乗らなくなったというのです。
そして、三人の先生がいるのですが、
どの先生に習ったらいいかという相談でした。
それでは、どの先生がいいか、先生をイメージしてもらいました。
ある先生を思い出した時は、
相談した人の脳の血糖値は110mg(ミリグラム)でした。
次にイメージしてもらった先生の時は、150mgになりました。
最後にイメージしてもらった先生の時は
相談した人の脳の血糖値が1100mgになっていました。
どの先生が良くて、どの先生が嫌いかとかは、
聞かずにただイメージしてもらっただけです。

その結果を本人に伝えたら、なるほど、そうですかといいます。
最初にイメージした先生は現在習っている先生で、
習うのがいやになっているというのです。
そして、その次はまあまあの先生です。
最後はこの先生から習いたいという人でした。
今の先生の前にいくと身体がぱっとしなくて、
なんとなく頭の調子もおかしくなって、
やる気がでなくなるというのです。
当然です。
脳の血糖値は800mg以上反応する時が、
最高に働いている状態なのですから、
その先生の前では脳がほとんど働かず、眠っている状態です。
自覚症状とぴったり一致するのです。

やはり、脳の血糖値が最高になる先生から習うべきです
とアドバイスしました。
そうしないと、いい作品はできないのです。
どんな作品でも脳の働きを表現しているのですから、
脳が最高に活動する状態になる先生に師事するべきです。

ここまで、言って、ハタと気がついたのですが、
小学校や中学校、高校でも、
先生を選べない生徒は大変なことになっていると思いました。
嫌いな先生に習っていると、
どんな好きな学科でも、
脳が最低の状態で教えられているのですから、
頭に入らないはずです。
好きな先生だと、嫌いな学科でも好きになり、
覚えられるようになるはず、
脳が最高に働く状態で教えられるのですから。
小学校でも中学校でも、
生徒が先生を選べるようにしたらもっと能率が上がると思うし、
先生ももっと真剣になると思います。
生徒にオモネル先生もでると心配するほど
生徒は目が節穴ではないのです。

やっぱり好きな先生から習うべきですね。


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