医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第231回
るんるん気分になってます

橋本敬三さんは、
操体法という身体を痛くない方向、
苦しくない方向に動かして、
痛みや苦しみを治す魔法のような方法を考えた人です。
代表的な本に
「万病を治せる妙療法」農文協出版、があります。

その中で、健康に密接にかかわることとして、
息をする(息)、食べる(食)、身体を動かす(動)、
自分の頭で考える考え方(想)、
それと身の回りの環境について説いています。
これは以前にもこのコラムで書いたことですが、
最近は相性、相性、
その次が環境、食、想、息、動じゃないかと思うようになりました。

ある人を長年見続けていると、
その症状の変化もまた、生活環境の変化と連動して変っていきます。
不眠、頭痛、肩こり、胃腸の調子がいつも良くない、
腰痛がある、膝が痛い、目が疲れる、顔が急にあつくなる、
こういう症状は、治療により少しずつ良くなっていきます。
寝室を片づけて、寝る場所で電磁波を浴びないようにすることも
とても大切です。
それでまた更に良くなっていきます。
食事もその人に合ったものを食べるようにすると
これでもまた体調はよくなります。

でも、これらにもまして、
ご主人と姑さんの二人がいなくなったことが
一番健康を回復させたのです。
今までの症状はまったく消失です。
るんるん気分で生活していて、
笑顔もこぼれるようになってきたのを見ると、
相性が一番だ!と実感します。
息をする、食べる、身体を動かす、想い、環境も
原理原則みたいなものがありますが、
今まではこれが一番と思ってました。
でも、こういう人達を見ていると、相性だ、といいたくなります。

生活習慣病の予防は何をおいても、
相性のいい人と一緒になること、
相性のいい姑や舅のいる人と一緒になることです。
ただ、好きなだけじゃダメです。
仲がいいだけじゃだめです。
お互いのそれぞれの五臓六腑も相性が良くなければ
病気になるのです。
結婚することで今まで健康で無かった人が
二人とも元気になって数拾年暮らしている人がいると思います。
または、結婚してから
二人とも病気一つしたことないという人もいるでしょう。
そういう人にお目にかかりたい、
夫婦ふたりの写真をメールで送ってくれると調べます。

100組ぐらい調べると、
やっぱり相性、何を置いても相性だ
ということになるんじゃないかと思います。
そういう人は病院とは縁のない人ですから、
お目にかかれないのです。


←前回記事へ 2005年7月22日(金) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ