第226回
酒やたばこのような人と結婚してませんか
脳を調べていると、うつ状態の人や分裂病的な人、
それの共存している人など様々な人がいます。
左右の脳がともに異常になると、
いわゆる病気という状態になります。
そうはならないまでも、
脳に問題をかかえて日常普通の生活をしています。
脳の中で視床下核というのは、不安感と関係しているようです。
ここの異常の程度により不安感が強くなったり、
軽くなったりします。
あんまり好きでもない人と結婚している人達を見ていると、
ここの視床下核をお互い癒している人が結構いるのです。
相手の存在そのものがここに癒しの働きをしているのです。
酒やたばこがこの部位に働いて
不安感を解消しているのと同じ働きなのです。
別れそうで別れられない状態というのは、
たばこを止めれそうで止められないというのと似た状態なのです。
本当に好きかと聞かれると、そうでもないと答えるでしょう。
一時的に治った状態にしてくれますが、
根本の所では治っていないのです。
もっと強烈に癒しが働くような人が出てきたら、
そちらの方向に向かうと思います。
たばこの種類を変えるようなものです。
この視床下核の異常を漢方薬で治療してしまうと、
薬はいらなくなります。
脳に変化が起こり正常な状態になると、
相手がいなくてもいい状態になるのですから、
別れたりすることが起ると思います。
治療することで、こういう変化が起る事もあるのです。
治療した方がいいのか、治療しない方が良かったのか、
わからなくなる時があります。
好きな人で、一緒にいると
お互い元気がでるような人を探し求めるのがいいのですが、
これがなかなかいない・・・
お酒やたばこみたいな人だとどうですか。
それでもいいや・・・・とかなんとか。
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