医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第221回
鼻の下の領域の話しの続きです

前にも話しましたが、
ここの領域がOリングテストで
どの臓器と強く対応するかで
将来の病気の予想と現に今悩んでいる病気の
治療法が見つかる話しをしました。

ここが視床に強く反応すると統合失調症か、
脳下垂体の病気などにかかっているか、
または、将来かかる可能性を示唆します。
その治療法は視床の反応を打ち消すような漢方薬を
投与することです。
え!そんなことで治るの?と思うでしょう。
実際にこの治療法を見つけた時は、
あまりに簡単なので、こんな単純作業でいいのかな、
これだと誰でもできて、ぴったりの漢方薬が見つかってしまい、
あまりおもしろくないな、と思ったものです。
ま、適合する漢方薬を見つけるのが、ちょっと苦労するのですが、
漢方薬をあまり知らない人は、
片っ端から漢方薬を合わせていけば、
そのうち見つかりますので、
言ってみればあまり頭を使わない単純作業です。

でも、こうして見つけた漢方薬は実に効果的に効きます。
そして統合失調症の症状が軽快していくのです。
統合失調症の患者さんを見ていると、
向精神薬で治療して非常にうまくいっている人でも、
実際の脳は全然といってもいいほど治っていません。
ところがピッタリ合う漢方薬を投与すると
それが治っていってるのです。

漠然とした、脳の曇った感じがとれていき、
快晴と言ってもいいような脳の状態になるのです。
これは経験した人の話しを聞かないとわからないと思います。
統合失調症は心の病気ではありません。
脳の病気なのです。
胃潰瘍や肝炎、大腸炎などと同じ臓器の病気なのです。

脳というのは、右と左の脳があります。
その脳の尾状核、被殻、淡蒼球、扁桃体、側坐核、
後頭葉の内側、島などが
左右ともかなりの量のウィルスに侵されると、
統合失調症になるのです。
左だけとか右だけの人は、
ADD(注意欠陥障害)とかADHD(注意欠陥多動性障害)
とかになるのです。
ですから、このADDやADHDなども良くなっていくのです。

そんなことありえない、と思う人もいるでしょうね。
でも、治っていく経過を見ていると、
なんだ胃潰瘍や潰瘍性大腸炎のようなもんじゃないか、
やはり臓器の病気と同じなんだ、と。
最近新聞に載っていたADHDの人は、
どんな漢方薬が効くか調べたら、梔子柏皮湯でした。
この人は左脳がよくないのでADHDになっているのです。


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