医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第205回
うつ病や統合失調症はどの遺伝子に問題があるか

前にも染色体をOリングテストして、
五臓六腑の反応する染色体の番号を述べました。

6染色体のマッピング図

染色体の第6番目は脳を作る遺伝子があるようなのです。
Oリングテストしてみると、
先端部分から無名質、
次に扁桃体、前頭葉、側坐核、中脳、頭頂葉、脳梁、帯状回、
橋、後頭葉、側頭葉、延髄と区分けされるのです。

11染色体のマッピング図

それから、第11番目の染色体は、
上から順に、島に反応し、
その次は淡蒼球、被殻、尾状核、被蓋、頭がい骨
に反応するのです。
島の中では、五臓に対応して
Oリングテストが反応する部分があります。
上から、すい臓、肺、脾臓、心臓、肝臓、腎臓の順です。

うつ病の場合は、扁桃体の下3分の2に異常があります。
その他に帯状回、島、
後頭葉下面の視床の前腹側核の支配のする部位、
それと後頭葉の視床の後内側腹側核の支配部位の6カ所あり、
染色体の位置でいうと6番目と11番目に
異常があることになります。

統合失調症は側坐核の異常、
扁桃体の上3分の1の異常、
被殻、淡蒼球、尾状核の異常、
後頭葉内側の視床の外側膝状体の支配する部位の異常
などがあります。

3染色体のマッピング図

その他に視床にも異常があります。
視床は染色体の3番目に反応があります。
上から、腰髄、座骨神経、
視床、視床下部の反応があるのです。
これから、統合失調症の場合は
染色体の3,6,11に異常がある可能性があると思います。

でも、染色体の異常があっても、
こういう病気になるということにならないと思います。
なりやすい傾向があるけれど、必ずなるわけではない。
それに関与するのは細菌やウイルスのようです。
実際治療してみると、細菌やウイルスを治療することで、
症状は非常によくなるのです。

全部の人がよくなるわけではありませんが、
少しは希望がもてるんじゃないかと思っています。
漢方薬に治療する薬があるのです。
この治療も順序よく治り具合を見ながら、
Oリングテストして薬を変えていくわけです。


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